DON'T PASS MUSIC BY

"Secrets are fun to a certain degree, but......"<Jake Holmes>

邦楽

第43回「Keep」(1)

この頃ジャンル的に偏ってきた気がするんで、すこし違ったものを。J-Fusion Masterpiece Collectors’ Boxというセットに入っていた「Keep(キープ)」の二作品です。(なお、他は、村上寛&ダンシング・スフィンクス『ダンシング・スフィンクス』、野獣王国『…

「Teenage Dream――回想録――」(4)メンバーチェンジとクリスマス・ライヴ(前)

高校2年次の文化祭は、まあ無事に終わりました。これで終わり?……ではなくて、向上心のあるバンドの面々は「来年の文化祭」を締めくくりとすべく再スタート。まあ、単純にバンドやるのが楽しくなっちゃってたんですね(少なくとも私はそう)。その後のどのタ…

「Teenage Dream――回想録――」(3)バンド名と文化祭

私たちの目標はまず、高校の文化祭に出ることでした。当時私たちの学校には、常設の軽音部は存在しませんでした。(よその学校と比べてバンド活動が盛んだったのかどうかはよくわかりません。)バンドをやりたい奴らは文化祭出場団体有志(有志Aと総称)とし…

「Teenage Dream――回想録――」(2)いざ練習

いま振り返ってみるとあのバンドは真面目な連中が揃っていたと思いますね。本格的にバンドなんてやるのは初めてでしたので、私は勝手もわからずついていくばかりでしたが、AやTがうまいこと仕切ってくれました。楽曲選定も民主的でしたし、スタジオ練習する…

「Teenage Dream――回想録」(1)バンド始動まで

土曜日コーナーはこのところ旧稿再録を続けて参りました。実はまだまだ素材はあるのですが、勝手ながらちょっと割り込み企画を奉ります。個人的なむかしばなし(むろん、音楽に関することですが)が主となりますことをあらかじめ申し上げておきますね。なお…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(17)

(10)VARIOUS『涅槃神楽(VHS)』(2001、JP) 本特集にひと区切りをつける最後の作品はこれだ。『涅槃神楽:和風鋼鉄音楽活動絵草子集』、Mandrake RootレーベルからのVHS! 五人一首「楼の主(導入部)」「経文刻印身体」、陰陽座「百の鬼が夜を行く」「…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(16)

(9)VARIOUS『THE RED HOT BURNING HELL Vol.2』(2001、JP) もうちょいとだけ。Lights Out Records編集のコンピ。かなり息の長いシリーズで、若手をいろいろ世に紹介してきているのですが、私の持ってるVol.2は、メロディアスなグループを集めたやつで、F…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(15)

(8)Vortex『COLOURS OUT FROM THE EMPTINESS』(2001、JP) 『JAPANESE HEAVY METAL TRIBUTE 魂』(2000)というジャパメタ・トリビュートアルバムがありまして、Youthquakeが「Metal Saber」(Sabbrabells)をやってたりGargoyleが「Satori Part1」(Flow…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(14)

(7)Solitude『VIRTUAL IMAGE』(2001、JP) こちらも確か“正統派”との紹介文言があって、“Riotとかが好きだったらマスト”みたいなことを言われてた気がするのですが。とにかく1曲目の「Virtual Image」の引っ掛かりのあるリフが最高でした。ツーバスをドコ…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(13)

(5)Galactica Phantom『GONE WITH THE HURRICANE』(2002、JP) 凄腕ギタリスト、というのもずいぶん数えられるようになりましたが、このバンドの音を聴いたときは「オッ」と思ったものでした。井之上剛さんの速弾きはイングヴェイの初期を思わせてくれた…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(12)

(3)Cloud Forest『CLOUD FOREST』(2001、JP) ドゥーム・メタルというのがよいですかね、リフ主体でヘヴィなメタル。日本の棚のところを見ていて、雰囲気あるジャケットに目が留まりました。 1曲目「Into The Mystery Forest」は雰囲気を盛り上げてくれる…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(11)

まだ終わらないのであった。お次はこういうシリーズ。 <国産メタルとの邂逅編> 日本のバンドの作品も――自主制作的なものまで――よく置いてあったので、そこで得たものもそこそこありました。 (1)A.I.T.H.(Ace In The Hole)『LOVE ME,MOM...LOVE ME,DAD…

時代の産物を追う?(7)

(13)聖飢魔Ⅱ『荒涼たる新世界』(Japan) まさか21世紀に「作:ダミアン浜田、演奏:聖飢魔Ⅱ」の曲が聴けるとは思わなかった。疾走する「荒涼たる新世界」はもろに“ダミアン節”で、現〔再集結した、という意味で〕構成員からはこういう曲は出てこないでし…

時代の産物を追う?(4)

ミニ感想集。 (1)King Crimson『LIVE IN TORONTO』(UK) 70年代の楽曲を多数演奏している、当時の最新二枚組ライヴ盤。一部の例外(「Red」など)を除いて過去作をあまり繰り返してこなかったRobert Fripp先生、トリプルドラム(Pat Mastelotto・Gavin Ha…

時代の産物を追う?(1.5)追記

(1).中川五郎『トーキング烏山神社の椎の木ブルース』 「1923年9月2日夜、甲州街道・大橋場で何が起きたのか。フォーク・ソングの原点であるバラッド(物語歌)に立ち返った中川五郎が怒りを込めて語り下ろす、1曲18分におよぶ驚愕のドキュメンタリー。」…

Headstrong Fes. 18(3)

印象的といえば、開演前やバンド入れ替え間に会場に流れる音楽もそうでした。私は15時半くらいから会場内に居りましたが、オープニングのThe ManがThe Who「Who Are You」で登場するまでの間にも、いろいろの曲が掛かりました。 さすがにメモは取っていない…

Headstrong Fes. 18(2)

先週大いに楽しませていただきましたHeadstrong Fes. '18ですが、昨日は名古屋でも行われたいへんな盛り上がりだったそうですね。 15日の伊藤政則さんのラジオ番組(bay fm POWER ROCK TODAY)を聴いていましたら、先日の公演(川崎)の折にはThe Yellow Mon…

Headstrong Fes. 18(1)

「俺、サブラベルズを観たよ。」 よもやこんなことが言えるようになる日が来るとは……感無量とはこのことです。 Anthemが中心となって作り上げるイヴェント「Headstrong Fes.」その2018年度版に行ってまいりました。直前まで自分の予定が(行けるか)はっきり…

第30回「Anthem, Aaron,Annihilator」(2)

(1)Annihilator『SET THE WORLD ON FIRE』(1993) メンバー:Jeff Waters(Gt, Ba)・Aaron Randall(Vo)・Mike Mangini(Dr)・Neil Goldberg(Gt) 作品の感想は前回述べましたが、少し追加。まず、ドラマーMike Manginiさんは、現在Dream Theaterで活…

第30回「Anthem, Aaron,Annihilator」(1)

“AnnihilatorのAaron Randallの声って、Anthemの……?”、略してAAAという題目であります。 まじめにやれとお叱りを受けそうですけど。今週はAC/DCのマルコム・ヤング氏の訃報が入ってきたりしたもので、当初の予定を見直そうかどうしようかほうけているうちに…

第28回「ZOD HOSHIJIMA」(続完)

さてさて、本作『METAL ROSE』に戻りますか。特に事前情報を得ていなかったので、当時店頭でこれを見つけた時は驚きました。2005年は、聖飢魔Ⅱが期間限定で再集結していたときではありましたが、パーマネントなミュージシャンとしては活動されていなかったゾ…

第28回「ZOD HOSHIJIMA」

「地獄で大ヒット中!「メタル・ローズ」を含むゾッド渾身の一撃!」(オビ) 「もののけ集う 魔界の祭典――聖飢魔Ⅱ初代ベーシスト久々の降臨。激しく荒れ狂う地獄からの雄叫びだ。信者よ集え!さあ始めよう悪魔の復活祭!!」(同) 元・聖飢魔Ⅱのゾッド星島…

第24回「連載再開します――並びにある小発見について」(3)

紹介作品: 聖飢魔Ⅱ『舞踏歌劇 怒羅吸裸DRACULA A KABUKI AND ROCK OPERA~THE LIVE BLACK MASS B.D.4』(DVD、2005) “花柳鳴介氏の、日本舞踊を少しでも多くの若い人に見て欲しいという、強い情熱の元、故郷美唄に聖飢魔Ⅱを迎え「自然と人間」をテーマにコ…

第24回「連載再開します――並びにある小発見について」(2)

第三の素材は、古本でした。『サタン・オールスターズ――聖飢魔Ⅱ地球デビュー10周年記念絵巻』という書籍を購入(1995年当時の定価より高かった……)しまして、95年当時の構成員の「議事録」というのをパラパラ読んでいたのですね。 バンドの歴史を振り返り現…

第24回「連載再開します――並びにある小発見について」(1)

先日修理に出していたミニコンポが返ってきました。買った時の値段の1/4~1/3くらいの費用は掛かりましたが、まあ5年物では仕方ないでしょうか。 やはり馴染んだ機械で聴くと良いですなあ。上の写真がその姿なんですが。ちなみに横(スピーカーの間)に写っ…

第9回「Heavy Metal Army」(2)

<今回取り上げた作品> (1)Heavy Metal Army『HEAVY METAL ARMY 1』(1981) ちなみに、『~1』とあるのは、バンドを続けていくつもりだったからですが、すぐに改名してしまったので無意味に。 (2)Eastern Orbit『FUTURE FORCE』(1982) で、改名後の…

第9回「Heavy Metal Army」(1)

わたくしはなにも外国作品ばかり聴いているわけではない。日本発のバンドでも好きなものはあるのです。 <作品紹介> Heavy Metal Army『HEAVY METAL ARMY 1』(1981) 1.Heavy Metal Army(ヘヴィ・メタル・アーミー) 2.Yes or No(イエス・オア・ノー) 3…