ハードロック
235 Status Quo「Little Lady」(『LIVE ALIVE QUO』1992) www.youtube.com 史上最高のヘヴィ・ブギー・バンドStatus Quoの黄金期は70年代中盤だと私は思っていますが、その他の時期がつまらないということではありません。初期のサイケ・ポップ時代も一筋…
234 Mahogany Rush「A New Rock And Roll」(『CHILD OF NOVELTY』1974) www.youtube.com 前回のウリ・ジョン・ロート同様、強烈なジミヘン・フォロワーですが、やはり個性派のFrank Marino。カナダでのデビュー(1972年)当初はJimi Hendrixカラーが強かっ…
233 Scorpions「The Sails Of Charon」(『TAKEN BY FORCE』1977) www.youtube.com おそらく王者イングヴェイ・マルムスティーンが、リッチー・ブラックモアと並んで「足を向けて寝ることのできぬ」ギタリストがこのウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)で…
223 Steppenwolf「Skullduggery」(『SKULLDUGGERY』1976) youtu.be 「お前、英国ロックしか繰り出してこないじゃないか」って言われそうなので、「べ、米国ものも好きなんだからね」と言い張るためにコレを提出しよう。 どうですか、冒頭20秒弱のドラム・…
222 Spooky Tooth「Waitin’ For The Wind」(『SPOOKY TWO』1969) youtu.be 「ドラム・ソロで幕開け」シリーズになってきましたが、これはどうだ。 ドラム・オンリーなので「ソロ」ではあるが、叩き出すビートはいわゆるフツウの8ビート。楽曲開始を待って…
221 Budgie「You're The Biggest Thing Since Powdered Milk」(『NEVER TURN YOUR BACK ON A FRIEND』1973) youtu.be そして、73年になるとこんなのも登場。冒頭に1分43秒に及ぶ「ドラム・ソロ」が繰り広げられるという――Dream Theaterでもやらんような――…
219 Deep Purple「Fireball」(『FIREBALL』1971) youtu.be さて、イントロのドラミングがスゴイということで言えば、こういう先達がありました。はい、どうぞ。 これも、尺で言えば10秒程度なのね。個人的にはもっと長い気がしていた。Ian Paice先生の軽や…
218 Rainbow「Stargazer」(『RISING』1976) youtu.be 考えてみればこのコーナーで王道的楽曲を挙げても誰にも怒られないのであった。レインボーを聴き始めた若き日に2番目に気に入ったこの曲を、久し振りに聴きなおそう。 ちなみに最も好きだったのは、ベ…
207 Taste「What’s Going On」(『ON THE BOARDS』1970) youtu.be Rory Gallagherという方も、出してる音から佇まいまですべてがカッコいい人ですね。ぼろぼろ(?)のストラトキャスターを抱えてる姿があんなに輝いて見える人というのもそういますまい。 …
206 Greg Lake「Love You Too Much」(『GREG LAKE』1981) 私ははじめスタジオ版ではなく、キング・ビスケットのライヴ盤で聴きました。両者ともGreg Lake(Vo, Gt)+Gary Moore(Gt)+Tommy Eyre(Key)+Tristram Margetts(Ba)+Ted McKenna(Dr)に…
205 The Babys「Money(That’s What I Want)」(『ANTHOLOGY』1981) youtu.be ビートルズ初期の名演で有名なこの曲ですが、The Babysのヴァージョンがあったんでしたね。クレジットによるとJohn Waite(Vo, Ba)+Wally Stocker(Gt)+Michael Corby(Gt,…
201 Status Quo「Bad News」(『IN SEARCH OF THE FOURTH CHORD』2007) youtu.be 英国のブギー大使Status Quoは、私なんぞが四の五の言うまでもなく素晴らしいわけですが…… 英国ハードロックのディスクガイド片手にアルバム・チェックし出した私の様な完全…
197 Faith And Fire「Fallen (Rehearsal)」(『ACCELERATOR』[再発]2021) RiotのMike FlyntzとTony Mooreを擁したバンドFaith And Fireについては当ブログ「第37回」第37回「Faith And Fire」(2)ですでにご紹介しました。あのバンドはもう完結したので続…
189 Uriah Heep「Seven Stars」『SWEET FREEDOM』1973 youtu.be ユーライア・ヒープもわたくし好きなバンドでして、思わずアルバムを集めたくなっちゃうのですが……それでも、こんな隠れた名曲に出くわせるとは思っていなかった、甘かった。このアルバム『SWE…
187 youtu.be Mandrake Root「Speed Trippin'」(『WAVES IN MOTION』1993) バンド名からして、もうね。あるウェブサイトの紹介では“Swedish Rainbow wannabies”(スウェーデンのレインボー・ワナビー)なんていう酷い(身も蓋もない)説明をされていました…
youtu.be 183 Phil Rudd「Head Job」(『HEAD JOB』2014) AC/DC黄金期のドラマー、フィル・ラッドさん。彼は、(個人的なトラブルもあったりして)バンドに出たり入ったりしている方ですが、AC/DCの音楽性に最もフィットしたドラマーであることはまあ間違い…
174 Purp Deeple「Lady Double Dealer」(Various Artists『LITTLE BY LITTLE AND BIT BY BIT』2003) みんな大好きDeep Purple!の、(one-shot)カヴァーバンド。梶山章(Gt)+人見元基(Vo)+内田雄一郎(Ba)+岡垣正志(Key)+堀江睦男(Dr)の諸氏…
149 The Pack「Got This Thing On The Move」(Grand Funk Railroad『THIRTY YEARS OF FUNK 1969-1999』1999) youtu.be Grand Funk Railroad初期の名作『GRAND FUNK』(1970)の、どアタマに入っている「Got This Thing On The Move」は無茶苦茶カッコ良か…
(8)Gary Driscoll 【曲】Ritchie Blackmore’s Rainbow「Man On The Silver Mountain」(『RITHCIE BLACKMORE’S RAINBOW』1975) youtu.be この人のこの曲におけるプレイは、私とRainbowの最初の出会いでしたのでひたすら思い入れがあるのですが……いかんせ…
(3)Ted McKenna 【曲】The Sensational Alex Harvey Band「Midnight Moses」(『FRAMED』1972) youtu.be 残念ながら2019年に亡くなってしまったTed McKennaさん。私のようなブリティッシュHR好きはこの方のドラミングに何度も何度も楽しませていただきま…
土曜特別企画、お次は「このドラミングがすごい」“mini”版*でございます。各週1ドラマーの名演をご紹介。これまでに当ブログでとり上げてこなかった方々を中心に、幅広くまいります。 (1)Anton Fig 【曲】Ace Frehley「Rock Soldiers」(『FREHLEY’S COMET…
(26)Francis Dunnery「Yam」 むかしむかし、イングランドのカンバーランド(現カンブリア)にNecromandusというバンドがあった。Black SabbathのTony Iommiがプロデュースしてアルバム『OREXIS OF DEATH』をつくった(1973年)。しかし諸事情で音源はお蔵…
(25)Grand Funk Railroad「Black Licorice」 youtu.be ”licorice”というのはカンゾウ(甘草)なんですってね。“black licorice”は人を指すスラングのようで、歌詞の内容からしても植物の話ではありませんけど。ヒット曲「We’re An American Band」を収録し…
090 The Joe Perry Project「East Coast, West Coast」(『I’VE GOT THE ROCK ‘N’ROLLS AGAIN』1981) youtu.be Aerosmithのジョー・ペリーのソロ・プロジェクト。(厳密にはこれをやっていた期間中はエアロスミスを脱退していましたが。)第2作『I’VE GOT~…
(21)Leaf Hound「Growers of Mushroom」『GROWERS OF MUSHROOM』(1971) youtu.be 知る人ぞ知るスーパー・ヴォーカリストPeter Frenchが居たバンドLeaf Hound。英国ロック界の名人が数多く関わったバンドでしたが、70年代にはアルバム一枚残して解散。200…
087 Joan Jett「Dirty Deeds」(『THE HIT LIST』1990) youtu.be 元Runaways組の中では最も愚直にロックンロールしている(ように見える)Joan Jett。氏がこんなカヴァーアルバムを出してたの、最近まで知りませんでした(ただの不勉強)。割といろんな人が…
youtu.be Bobby Harrison関連作にはひと区切りつけたところだったんですが……なんとその後もう一品入手しましたので追加しておきます。フリーダムのラスト・アルバム。 Freedom『FREEDOM IS MORE THAN A WORD』(1972) Together Miss Little Louise Sweaty F…
(15)Foghat「Wild Cherry」(1974) youtu.be 英国産ハード・ブギー・バンドFoghatにこんなタイトルの曲があるのは、最近まで、というか今回この企画を始めるまで知りませんでした。「I Just Want to Make Love to You」「Slow Ride」「Fool for the City…
Snafuは、1976年に解散します。そこでBobby Harrisonはこんどは、Joe Jammer(Gt)やTony Stevens(Ba)らとNobody’s Businessを結成します。Tonyは60年代末にSavoy Brownに加入、さらに同バンドの仲間Dave Peverett・Roger Earlと結んでFoghatを結成した人…
youtu.be Snafuの2作目がこちら。 Snafu『SITUATION NORMAL』(1974) No More No Bitter Taste Brown Eyed Beauty & The Blue Assed Fly Lock And Key Big Dog Lusty Playboy Blues Jessie Lee Ragtime Roll <メンバー> Bobby Harrison(Vo, Perc) Micky…