プログレ
190 youtu.be Rick Wakeman「Slaveman」(『THE CAPED COLLECTION』) リック・ウェイクマンさんは、それこそ多作な方で、もはや録音作品の全体像が私ごときにはつかみきれません。しょうがないので(?)編集盤頼みになるのですが、そうするとこんどは「い…
186 Curved Air「Baby Please Don’t Go」(1976) youtu.be カーヴド・エアといえば、英国プログレッシヴ・ロックの名バンドですよね。とりわけ70年代初頭の、ロックとクラシックを掛け合わせた音楽性は充分に個性的だったわけですが……こんなブルーズ古典中…
youtu.be 182 Paul Gilbert「Karn Evil 9」(『BEEHIVE LIVE』1999) Mr. Big、Racer X、ソロ……説明不要のスーパー・ギタリスト、ポール先生。“先生”なんて本人が呼ばれたいかどうかわかんないけど、私くらいの世代のモンにとっては、「楽器屋に行くと、ポー…
173 Stefano Bollani「Frame By Frame」(Various Artists『THE LETTERS:An Unconventional Italian Guide to King Crimson』2004) youtu.be King Crimson「Frame By Frame」は、80年代クリムゾンの代表曲の一つ。私はベスト盤『SLEEPLESS:The Concise Ki…
172 SBB「Z Tomaszem」(『SIKORKI』2004) 私が学生の頃には考えられなかったことですが、Youtubeってやつにはホントいろんな音源が出てますよね。 Black Sabbathの前身がEarthというバンドだったというのは知られた話ですが、その頃の音が聴けるなんてふつ…
160 Brian Hopper & Hugh Hopper「That’s Alright Mama」(『CANTERBURIED SOUNDS Disc3』2013) youtu.be エルヴィスのデビュー曲(「That’s All Right Mama」)として有名なR&Bクラシックを、ホッパー・ブラザーズ(そんな団体名は無い……)がカヴァー。お…
145 Kansas「Diamonds and Pearls」(『VINYL CONFESSIONS』1982) youtu.be 名曲目白押しのKansasの中でも異色作とされますコチラ。メイン・ソングライターKerry Livgren(第12回「Kerry Livgren」(1))の作曲であるにもかかわらず、それまでの王道スタイ…
143 Giles, Giles & Fripp「Suite No.1」(『THE CHEERFUL INSANITY OF GILES, GILES & FRIPP』1968) youtu.be ご存知King Crimsonの前身。発掘音源も少しずつ追加されてますが、当時の正規リリース品の不朽の価値は失われぬ。ジャケットの「スマイリング・…
124 Spin 1ne 2wo「On the Road Again」(『SPIN 1NE 2WO』1993) youtu.be 読みづらいが、「スピン・ワン・トゥー」というユニット。プログレコーナーのKing Crimson関連に並んでいたのだが、クリムゾン人士はTony Levin(Ba, Stick)のみ。あとはRupert Hi…
(2)Adrian Belew 【曲】Adrian Belew「Inner Revolution」(『INNER REVOLUTION』1992) youtu.be この人は「ドラマー」とはふつう言われませんが……この曲は何だか好きなもんで。80年代以降King Crimsonへの参加で有名(?)なエイドリアン・ブリューさん…
099 John R. Pierce「Stochatta」(『COMPUTER MUSIC CURRENTS,Vol.13:The Historical CD of Digital Sound Synthesis』1995) youtu.be 変わったCDを手に入れちゃったので。デジタル・サウンド(ミュージック?)の歴史的カタログ集(らしい)。なんか分厚…
084 Jean-Michel Jarre「Oxygene Pt.2」(『ESSENTIAL RECOLLECTION』2015) youtu.be フランスの電子音楽家ジャン・ミシェル・ジャール氏の楽曲。通常ならば私の守備範囲外なんですがこれだけは違う。1976年のアルバム『OXYGENE』は、「Oxygene」という曲が…
Procol Harumの正ドラマーはB.J.Wilsonです。オリジナル活動時代の全作品に関与したという物理的事実、前身のThe Paramountsにも居たという歴史的事実、そして彼のドラミングこそがプロコル・ハルムの楽曲を高次に引き上げたという芸術的事実によってそう断…
(11)Kevin Ayers「Guru Banana」(1975) youtu.be これも変な曲かなあ。「バナナ導師」って……? さすがKevin Ayers、このへんてこセンス、でありながら妙にキャッチーな曲。1975年のアルバム『SWEET DECEIVER』の2曲目に収まっております。ちなみにこのア…
(6)Strawbs「Lemon Pie」(1975) youtu.be 「レモン」ていうのはよく歌の題材になる方で、Led Zeppelinの「The Lemon Song」だとかが浮かぶ方もおられるでしょうけれども……Strawbs(イチゴ?)が「Lemon Pie」っておもしろくありません?という一点からこ…
Automatic Man関連枠最終回。(作品は前回の続き。) youtu.be Various Artists『THE DUTCH WOODSTOCK』(2013)DVD+Audio CD 【DVD曲目】 Santana「Gumbo」 Al Stewart「Zero She Flies」 Canned Heat「Human Condition/ The World's In A Tango/ So Sad」…
youtu.be ようやく3周目に入りました。「A」、こんなのは如何でしょう。短命ではあったものの実に味のある作品を残していたAutomatic Manです。 ことの始まりはSantanaの名ドラマーMichael Shirieveが新しい方向を模索し始めたことでした。Stomu Yamashta(…
039 California Guitar Trio「Hanagasa」(『CG3+2』2002) youtu.be 民謡「花笠音頭」をなぜかカリフォルニアのギタリスト達(ロバート・フリップの門人)がやっているという。これはトリオの一人森谷英世さんが持ち込んだアイディアだったみたいです。 ふ…
<2019年作品> youtu.be (3)Nick Beggs『WORDS FAIL ME』(UK) プログレ界隈で引っ張りだこのベーシスト/スティック奏者Nick Beggsさんのソロアルバム新作。ニックさんというと私にとってはLifesigns(キーボーディストJohn Youngさんのバンド)のデビュ…
034 Eno(Brian Eno)「Third Uncle」(『TAKING TIGER MOUNTAIN(BY STRATEGY)』1974) youtu.be 以前ブログ本編(第36回「You Really Got Me大特集」(7))で801というグループのライヴ盤(『LIVE』、1976年)を紹介しましたが、そこに入ってる疾走曲(1…
<2019年作品> Flying Colors - The Loss Inside (Official Music Video) - YouTube Steve Morse先生が参加してるのでわたしがスルーするわけ(にいか)ないプログレ・バンドFlying Colors。これまでに二枚のオリジナル・アルバムと二枚のライヴ・アルバム…
youtu.be 後藤マスヒロさん目当てでチェックした金属恵比須。『阿修羅のごとく』の話はちょこっとしましたよね(時代の産物を追う?(4))。その後、ライヴ盤『OFFICIAL BOOTLEG VOL.1:灼熱のライヴ』(2017)にも手を出してました。その後はあまりきちんと…
予備知識無しで、専門店で見かけた2枚組がなんとなく気になって手に入れた品。イタリアのバンドらしいですが、いわゆるプログレ・メタルですかね。Dream Theater以降、こういうのが本当によく出てくるようになったねえ。 youtu.be (10)Soul Doubt『THE DAN…
015 Arthur Brown/Vincent Crane「Nothing We Can Do」(『FASTER THAN THE SPEED OF LIGHT』1980) youtu.be 英国が誇る知的音楽奇人アーサー・ブラウンと、Atomic Roosterのマスターマインド故ヴィンセント・クレインが(The Crazy World of Arthur Brown…
013 Area「Luglio, Agosto, Settembre (Nero)」(『ARBEIT MACHT FREI (Il Lavoro Rende Liberi)』1973) youtu.be イタリアン・プログレの至宝アレアの名曲。変拍子はバリバリだわ、ヴォーカリストは常人離れしてるわ、ヨーロッパっぽいのかアジアっぽいの…
010 Amon Guru「Culture in a Small Room」(『DIE KRAUTROCK EXPLOSION』2007) youtu.be アモン・デュールやグル・グルのメンバーを含むジャーマンロック(クラウトロック)の“スーパーグループ”(!?)の作品。この曲のオリジナル録音は1996年だとか。 …
本ブログ水曜・土曜は文章が長くなるきらいがありますので、もうちょっとコンパクトな企画も入れてみましょう。「1アーティストから一曲紹介」するシリーズのはじまりはじまり。(うまく続くかわかりませんが、月曜・木曜更新を目指してみます。) 001 John …
前回から続いて、「その他いろいろ」。 これを書いてから数年後に、XTCがCaptain Beefheartの「Ella Guru」をカヴァーしてたっていう音源を聴いて、驚きながらも納得したのを思い出します。Andy Partridgeはビーフハートとかフランク・ザッパとか好きだった…
むかし書いたプログレ紹介文、特集その四は「その他いろいろ」。当時(2006年3-5月執筆)聴きだして面白いと思ったものを好き勝手挙げてる感じですかね。 (以下旧稿) --------- PROGRESSIVE ROCK Vol.4 various approach 1.Tubular Bells Pt.1 *1973(Mike…
日本のプログレ特集、後編。当時のわたくしの好み(偏愛)がわかりますな。何が何でも聖飢魔Ⅱに引き込むやり口は変わってないし…… あ、なお、文末の注釈も執筆当時(2006年)に付けていたものです。 ---------- PROGRESSIVE ROCK vol.3 in Japan 6. Go on!*1…