DON'T PASS MUSIC BY

"嘘八百 is not a metaphorical expression in our country."

ジャズ・フュージョン

ロックンロール青果店(14)

(14)Jimmy Smith「Plum Nellie」(1957) これは「プラム」そのものというより、人の名前(風)なんでしょうかね。ジャズナンバーで歌詞がない(インスト)ので、うかがい知ることは出来ませんが。 ジャズ・オルガンの達人Jimmy Smith『JIMMY SMITH AT THE…

第59回「Automatic Man」(3)

Automatic Manはアルバムを2枚しか残しておりませんので、前回まででおしまいです。ただ、ちょっとここで触れときたい関連作もある。ので、まずこちらをどうぞ。 Bayeté(Todd Cochran)『WORLDS AROUND THE SUN』(1972) It Ain't Free Angela (Thoughts..…

ロックンロール青果店(2)

(2)Scott Joplin「Pineapple Rag/Gladiolus Rag」(1908/1973) りんごの次は、パイナップルじゃ。ラグタイム・ピアノの名匠スコット・ジョプリンの作品。私は、映画『STING』でジョプリン作品と出会ったクチなんですが、そのサウンドトラック(1973)にも…

どんぱす今日の御膳049

049 Dave Brubeck「Blue Rondo à la Turk」(『TIME OUT』1959) デイヴ・ブルーベック『TIME OUT』の1曲目。名曲「Take Five」が入ってるので名高いアルバムですね。この「Blue Rondo à la Turk」(トルコ風ブルー・ロンド)は、8分の9拍子(です……よね?)…

どんぱす今日の御膳043

043 The Quintet「Salt Peanuts」(『JAZZ AT MASSEY HALL』1953) これはかなり変わった経路で作品を知った。グルメ漫画『美味しんぼ』第8巻に「SALT PEANUTS」って話があって、「ジャズ喫茶」――ちなみに私はそういうのに通うには幼過ぎたので実物は知りま…

第54回「Vernon Reid & Masque」(5)

いよいよ作品を聴いて参りましょう。 Spectrum Road『SPECTRUM ROAD』(2012) Vuelta Abajo There Comes A Time Coming Back Home Where An T-eilan Muileach Vashkar One Word Blues For Tillmon Allah Be Praised Wild Life <メンバー> Jack Bruce(Ba,…

時代の産物を追う?〔続〕(17)

70年代英国パンク(ロンドン・パンク)バンドThe Damnedの(元)ドラマーによる、ソロアルバム。ドラムはもちろん、ほとんどすべての楽器を自らプレイした宅録っぽい作品。Keith Moon(The Who)流のドラミングを継承出来る稀有な人士だと思ってきたのですが…

第54回「Vernon Reid & Masque」(4)

大型専門店のジャズ・フュージョン・コーナーで新譜として見かけたのはこちら。当方ジャック・ブルースを敬っているのでまずそれが気になり、「トニー・ウィリアムスに捧げているとは素晴らしい」と意気に感じ、3番目に「しかもギターはヴァーノンじゃん」。…

どんぱす今日の御膳019

019 The Bad Plus「Tom Sawyer」(『PROG』2007) Rushの名曲の、ピアノ・トリオによるジャジー・カヴァー。インスト。Neil Peartさんは亡くなってしまいましたが彼の音楽的レガシーは受け継がれるでしょう。コレは十年以上前の作品ですが、いいセンスしてる…

第54回「Vernon Reid & Masque」(2)

ヴァーノン・リードさんは、リヴィング・カラーでデビューした方だとばかり思ってましたが、活動はもっと早くからだった。米国のジャズ系ギタリストビル・フリゼール氏とのプロジェクトは1984年末、ここではギターの他にギター・シンセだのバンジョーだのエ…

第54回「Vernon Reid & Masque」(1)

あるとき、元Creamで有名なJack Bruceのアルバム『A QUESTION OF TIME』(1989)を入手しまして、聴きました。もう二十年近く前だったと思いますが、アルバムの内容は知らず、中古店で見つけて「ジャック・ブルースってクリームの人だよね?」程度の認識で手…

どんぱす今日の御膳011

011 The Andrews Sisters「The Mambo Man」(『THE IMMORTAL HITS OF ANDREWS SISTERS』1999) “Have you met the Mambo-man?”が「ヘヴィメタ・マンボ・マン」に聴こえたというしょうもない理由……でここにあげたわけではない。「In the Mood」とかも良かっ…

第53回「内田勘太郎」(5)

私が内田勘太郎さんというギタリストに興味を持ち始めたころに、丁度ソロ・アルバムが出ました。 内田勘太郎『マイ・メロディ』(1998) 1.ブリージン 2.夢うつつ 3.スリープ・ヲーク 4.あのメロディ 5.スターダスト 6.安心 7.ラグ・ア・ファンク 8.美らフク…

どんぱす今日の御膳007

007 Allan Holdsworth/Alan Pasqua/Jimmy Haslip/Chad Wackerman「Red Alert」(『BLUES FOR TONY』2010) トニー・ウィリアムス(Tony Williams)って慕われてたんだなあ……。後にJack Bruceもトニーへのトリビュートものを出しますが(『SPECTRUM ROAD』)…

第48回「Pat Boone」(5)

『IN A METAL MOOD』から派生して(?)の、名鼓手Gregg Bissonetteのソロ作品紹介続編です。 Gregg Bissonette『GREGG BISSONETTE』(1998)*[ ]内はゲストギタリスト Common Road [Steve Vai] Teenage Immigrant [Scott Henderson] Dr. Toulak [Ty Tabor]…

第48回「Pat Boone」(4)

Pat Boone御大の『IN A METAL MOOD』からわかること、続き。 ドラム好きとしては「(3)グレッグ・ビソネットは名人」も重要ポイントです。「このドラミングが凄い」とかのブログ特集でやるべき人かもしれませんが、今回はついでにこの人の作品に触れときま…

第48回「Pat Boone」(3)

通して聴くといろいろわかることがありますね。(1)Pat Booneは(やはり)歌が上手い。(2)HR/HMの名曲はビッグ・バンド・アレンジを施しても名曲。(3)グレッグ・ビソネットは名人。 (1)に関しては、実は私はPat Booneさんのことをほとんど(リアルタ…

第48回「Pat Boone」(2)

Pat Boone『IN A METAL MOOD:NO MORE MR. NICE GUY』(1997) You’ve Got Another Thing Comin’ [Judas Priest] Smoke On The Water [Deep Purple] It’s A Long Way To The Top (If You Wanna Rock ‘n Roll) [AC/DC] Panama [Van Halen] No More Mr. Nice G…

第48回「Pat Boone」(1)

世にカヴァー・アルバム、トリビュート・アルバムは数あれど、コレほど面白いものはなかなかありません。(メタルの側が、「〇〇メタル」と称して異ジャンルの曲をカヴぁるのはある時期から割とたくさん出て――第11回「Jackie Chan」(2)で紹介したBLUE-3『M…

第43回「Keep」(3)

ここからはちょっとだけ関連作を御紹介。 (3)Jun Fukamachi & The New York All Stars『LIVE』(1978)*[ ]内は作曲者 1. Rocks [Randy Brecker] 2. Sara Smile [Hall and Oates] 3. Virginia Sunday [Richard Tee] 4. Inside Out [Randy Brecker] 5. I’m …

第43回「Keep」(2)

(2)Keep『ROCK’N ROCKED ROCK(KEEPⅡ)』(1982) 1. Rock’n Rocked Rock 2. Moonbeam 3. Modja 4. Aristocrat Bachelor 5. Ballad <メンバー> 深町純(Key) 和田晃(Gt) 富倉安生(Ba) 山木秀夫(Dr) セカンド・アルバム。やはり、全曲作曲は深町純…

第43回「Keep」(1)

この頃ジャンル的に偏ってきた気がするんで、すこし違ったものを。J-Fusion Masterpiece Collectors’ Boxというセットに入っていた「Keep(キープ)」の二作品です。(なお、他は、村上寛&ダンシング・スフィンクス『ダンシング・スフィンクス』、野獣王国『…

第36回「You Really Got Me大特集」(12)

(22)Mariska Veres and Shocking Jazz Quintet『SHOCKING YOU』(1993) 1.He’s Not There 2.You Really Got Me 3.Shocking You 4.Radar Love 5.Try A Little Tenderness 6.Venus 7.I Feel The Earth Move 8.Never Marry A Railroad Man 9.Somebody To Lov…

第29回「ロックンロール動物園・十二支編」(5)

(猫)King Crimson「Cat Food」『IN THE WAKE OF POSEIDON』(1970) オマケ。聴くところによるとチベットなどでは兎の代わりに猫が入ったりするそうですね。十二支に。考えてみたら各地でバリエーションがあるのも当然の話でしたね。インドは「ガルーダ」…

第29回「ロックンロール動物園・十二支編」(2)

(卯)Jefferson Airplane「White Rabbit」『SURREALISTIC PILLOW』(1967) サンフランシスコのサイケ・ロック名バンドJefferson Airplane。このバンド、キャリアが長い上、名前が変わったり人脈が複雑だったりして、正直現状では私の理解が追い付いていな…

第29回「ロックンロール動物園・十二支編」(1)

A to Zが一回りしましたね。二周目に行く前にちょっとスペシャルでも挟むか……と思っていたこの頃、ニュースでは上野のパンダの話題で持ち切り。はあ、みなさんホントにパンダがお好きですなあ。で、ふと思いついた「パンダについての歌ってあったかな?」 残…

臨時号・コンサート感想「Jazz meets Classic」(2)

若干の休憩時間をはさんで第2部へ。第2部は“Jazz session”ということでこちらも楽しみ。でも、なかなか始まらないな。と思っていると、なぜかホール後方からお客さんの歓声が上がり始めます。「なんだあ?」と思って振り返ると、後方から小曽根さんとピータ…

臨時号・コンサート感想「Jazz meets Classic」(1)

先日(2017年10月15日)、「小曽根真&ピーター・アースキン“Jazz meets Classic”with 東京都交響楽団」というコンサートを観に行きました。その感想を少々。 といって、始める前に弱音を吐いておきますが。コンサート・レポート、ライヴ・レポートって難しい…

第20回「Steve Khan」(2)

<思い出話> これはもう完全にBilly Joelのおかげです。Billyのアルバム『52nd STREET』を愛聴していたわたくし、ふとアルバムのクレジットを見たのですね。お馴染みのLiberty DeVitto(Dr)・Doug Stegmeyer(Ba)・Richie Cannata(Sax・Org)の他に、髭…

第20回「Steve Khan」(1)

前回Robert Johnsonだったので、今度はその「師」のSon House、などとも思ったのですが、同じジャンルの人が続くのは避けようと思い直しました。Houseさんはまたこんど。 これまでに取り上げていないジャンルの人、というので思いついたのが、ジャズ・フュー…