DON'T PASS MUSIC BY

"But holy men and kings would die in the year Twenty Twenty-five......"<Satan>

目次[登場アーティスト付き]其の九2020年1月~3月

 埃里克曰:“You wanna find the truth in life, don't pass music by......”

 ということで、音楽のことを書いているブログです。100%手作り(?)。

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♬週間スケジュール:記事追加はそれぞれ20時をめどにしています。

水曜日)ABC順にアーティストと関連作を掘り下げます。いま二周目の「U」です。

土曜日不定期に設定する「特集」もの。最近は「2018年リリースの作品」特集。

月曜日木曜日)2020.2.24開始の新企画「今日の御膳」。「1アーティストにつき一曲」を短く紹介。

 

 最近の記事へのリンクはこちら↓。(記事の追加ごとに更新/「今日の御膳」は未反映)

 

目次[其の九]

第51回「Spizzenergi」(1)[Spizzenergi]

特集:このドラミングがすごい③Jerry Shirley(5)[John Entwistle]

第51回「Spizzenergi」(2)[Spizzenergi]

時代の産物を追う?〔続〕(1)

第51回「Spizzenergi」(3)[Spizzenergi]

時代の産物を追う?〔続〕(2)[Dave Davies & Russ Davies]

第51回「Spizzenergi」(4)[Spizzenergi]

時代の産物を追う?〔続〕(3)[Punisher(判官楽隊)]

第52回「Tycoon」(1)[Tycoon]

時代の産物を追う?〔続〕(4)[Quatro, Scott & Powell]

第52回「Tycoon」(2)[Tycoon]

時代の産物を追う?〔続〕(5)[Ronnie Montrose]

第52回「Tycoon」(3)[Billy Joel]

時代の産物を追う?〔続〕(6)[Ten Years After]

第52回「Tycoon」(4)[Billy Joel]

時代の産物を追う?〔続〕(7)[Ten Years After]

第53回「内田勘太郎」(1)

時代の産物を追う?〔続〕(8)[『GRAVITY DAZE 2 サウンドトラック』]

第53回「内田勘太郎」(2)[憂歌団]

時代の産物を追う?〔続〕(9)[『GRAVITY DAZE 2 サウンドトラック』]

第53回「内田勘太郎」(3)[憂歌団]

時代の産物を追う?〔続〕(10)[Ace of Cups]

第53回「内田勘太郎」(4)[憂歌団]

時代の産物を追う?〔続〕(11)[Ace of Cups]

第53回「内田勘太郎」(5)[内田勘太郎]New!!

時代の産物を追う?〔続〕(12)[Archie Lee Hooker]New!!

 

 ※これより前の記事は、トップ[アーティスト名付き目次]」をクリックいただいてそちらからお探しいただくか(現在までに「其の一」から「其の九」までがございます)、プロフィール下の「検索」をご利用ください。

# 古い記事が探しやすくなるかなと思いまして、タイプ別記事リスト(ブログ内リンク集) なるものも設けてみました。ページ右側の「カテゴリー別」のところからお入りください。

  また、記事に登場するアーティスト別に探すためのアーティストABC順索引も作っておりますので、併せてご利用下さい。

 

  ご感想などもコメントでどうぞお気軽に。 

(なお、題目“DON'T PASS MUSIC BY”の下の文言は不定期に変わります。)

 

どんぱす今日の御膳

どんぱす今日の御膳001[John Elefante]

どんぱす今日の御膳002[Kevin Chown]

どんぱす今日の御膳003[Bobby Rock]

どんぱす今日の御膳004[3 Inches of Blood]

どんぱす今日の御膳005[Adrian Belew]

どんぱす今日の御膳006[高崎晃]

どんぱす今日の御膳007[Allan Holdsworth/Alan Pasqua/Jimmy Haslip/Chad Wackerman]

どんぱす今日の御膳008

[Marty McFly & The Starlighters/Back to the Future Soundtrack]

どんぱす今日の御膳009[Alvin Lee]

どんぱす今日の御膳010[Amon Guru]

どんぱす今日の御膳011[The Andrews Sisters]

どんぱす今日の御膳011

011

The Andrews Sisters「The Mambo Man」(『THE IMMORTAL HITS OF ANDREWS SISTERS』1999)

 “Have you met the Mambo-man?”が「ヘヴィメタ・マンボ・マン」に聴こえたというしょうもない理由……でここにあげたわけではない。「In the Mood」とかも良かったんですがね。三重ヴォーカルの妙が楽しいし、バックのスウィンギン・ジャズも粋です。たまにはこういうのもいいなあ。1952年のヒット曲だったらしい。

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 1930年代から60年代にかけて活動した、三人姉妹のヴォーカルグループで、(第二次世界大戦)戦前・戦中にもヒット曲多数だそうです。

 

時代の産物を追う?〔続〕(12)

 2018年作品。

 

 私が最も敬愛するレジェンダリー・ブルーズマンJohn Lee Hooker、その甥にあたる方なんだそうです。1949年生まれで、10代から音楽に関わっておられたそうですが(ゴスペル・グループに居たとか……)、80年代末に叔父ジョン・リーを頼って西海岸に移られました。本作はバンドCoast to Coast Blues Bandを率いての2016年録音、2018年発表作。

 (2)Archie Lee Hooker & The Coast to Coast Blues Band『CHILLING』(USA)

  1. 90 Days
  2. Love Ain't No Play Thing
  3. Moaning the Blues
  4. Don't Tell Mama
  5. Big Ass Fun
  6. Found A Good One
  7. Tennessee Blues
  8. The Roots Of Our Family
  9. Chilling
  10. You Don't Love Me No More
  11. Blues Shoes
  12. I've Got Reasons
  13. Don't Forget Where You Came From
  14. Your Eyes
  15. Bright Lights Big City
  16. Jockey Blues
  17. Thank You John

<メンバー>

 Archie Lee Hooker(Vo)

 Fred Barreto(Gt)

 Nicolas Fageot(Ba)

 Yves “Deville” Ditsch(Dr)

 Matt Santos(Organ, Harmonica)

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 John Lee Hookerの親族作品、実はいくつか持っております。娘さんZakiya Hooker『FLAVORS OF THE BLUES』(1996)、息子さんJohn Lee Hooker, Jr.『BLUES WITH A VENGEANCE』(2004)など。ザキヤさんは、ジョン・リーのトリビュートアルバム『FROM CLARKSDALE TO HEAVEN: Remembering John Lee Hooker』(2002)にも加わっておられましたね。Johnny JohnsonやBobby Murrayと共演して「I Want To Hug You」を歌ってました。さて、こちらの甥御さんは如何でしょうか。

 

 軽快なギターと歌がチャック・ベリーをも思い起こさせる「90 Days」でアルバムはスタート。バックのCoast to Coast Blues Bandの面々は、写真を見る限りアーチーさんよりだいぶ若いようですけども、アーシーなブルーズ・サウンドをしっかり奏でてくれますな。ハーモニカの入り方もよい。

 「Love Ain't No Play Thing」はゆったり弾んでいきましょう。Fred Barretoさんのアコースティック・ギター捌きがなかなかに巧み。Nocolas Fageotさんのベースもバウンド感をよく演出。

 「Moaning the Blues」はアコギ・ソロからフォークっぽくに始まるのですが、アーチ―さんヴォイス――ジョン・リーのあの独特の艶まではさすがにありませんが、低音の渋みはなかなかのもの――が入ってブルージーに。中盤からはMatt Santosさんによるオルガンが加わって分厚く展開。

 やはりフレッドさんのアコギを伴奏に、アーチーの語りが淡々とすすめられる「Don't Tell Mama」は、シンガーの自分史語りのようでもあります。ここまでの4曲が4曲とも異なるスタイルであること、偉大なる叔父上得意のパターンに頼っていないことなどは好印象ですね。

 

 ジョン・リーらしいといえば、次の「Big Ass Fun」がそれっぽいワンコードのストンピング・ブギー。いや、Yardbirdsあたりが好んだ「I’m A Man」(Bo Diddley作)の雰囲気に近いかな、ハーモニカのせいで。

 「Found A Good One」は、(こんどは)The Whoがやった版「I’m A Man」に近いヘヴィ・シャッフル。このあたりはエレクトリックのセットです。マットのオルガン・ソロ、フレッドのギター・ソロ(スライド有り)も雰囲気十分。

 「Tennessee Blues」は、ホーンもバックアップに入った、明るくゆったりしたナンバー。ジョン・リーも80-90年代にはこういうのをやってましたね、よく。

                               


                                                             

 ハーモニカをバックにアーチー語りが聴ける短めの「The Roots Of Our Family」もファミリー・ヒストリー物。

 続くタイトルトラック「Chilling」は、規則正しく4分を刻むスネアの煽りが印象的な、ややロック的なナンバー。スタイリッシュなオルガンの使い方なども含め、ここまでではもっともモダンな味わいかも。

 「You Don't Love Me No More」はピアノの転がるロックンロール。ぼそぼそしたヴォーカルが味わいのALHに合ってるかは微妙な気もしますが、サックス・ソロも入ってご機嫌なので良しとしましょう。

 ヴォーカル的には「Blues Shoes」で怪しく唸ってる方が“らしい”ですかね。ちなみにここまでスルーしてしまいましたが、Yves Ditschさんの変幻自在ドラミングも見事なもの。重いやつから軽い感じまでお手の物……ついでに本作の録音・ミックス・プロデュースも手掛けてるみたいです。

 

 そのイーヴさんの叩き出すビートが心地好い「I've Got Reasons」は、反復的ギターリフも相まってやはりロック色強め。サポートかゲストでヴォーカル(女性?あるいはスティーヴ・マリオットみたいなヒト?)が入って、アーチーさんと共演。盛り上がった!

 ところで、今度はオルガンをバックにした語り「Don't Forget Where You Came From」。いずれまとめて聴き取って、ジョン・リー研究の手掛かりにさせてもらいましょうか。

 

 端正なピアノとPeter Green風(?)のギターが聴ける「Your Eyes」は、ゆったりしたノリとコンテンポラリーなポップ風味が叔父上にはあまりなかったスタイルかな。

 「Bright Lights Big City」は、アルバム冒頭のごときアコースティックやハーモニカを主とした軽快なナンバー。

 同じく(たぶん)リゾネーター・ギターを伴奏としたカントリー・ブルーズタッチの「Jockey Blues」が短く歌われて、ラストは「Thank You John」。ベースを背景とした語りで、もちろん叔父上への感謝を述べたもの。こうしてみると、「語り」シリーズは、コースト・トゥ・コースト・ブルーズバンドの一人一人とそれぞれ録ったみたいですね。

 

 Archie Lee Hookerさんにジョン・リーのような神々しさは求められないにしろ、苦労人らしい渋い味わいはしっかり有り。それと、ただのバックバンドではない、腕利きのCoast to Coast Blues Bandのブルーズ解釈・表現も聴き所でした。個人的には、冒頭や末尾の、エレクトリック“でない”楽曲によりおもしろみを感じました。彼らがこの『CHILLING』以降新作に取り組んでるのかわからない――HPに2018年7月より後のニュースが出ていない――のですが、ぜひとも頑張っていただきたいですね。

<続く>

どんぱす今日の御膳010

010

Amon Guru「Culture in a Small Room」(『DIE KRAUTROCK EXPLOSION』2007)

 アモン・デュールグル・グルのメンバーを含むジャーマンロック(クラウトロック)の“スーパーグループ”(!?)の作品。この曲のオリジナル録音は1996年だとか。

 

 「うにょんにょん+どたん・ばたん」のリフレインがだんだん心地よくなるアブナいグルーヴ・ミュージック。

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  ヘンテコなジャケットもイケてる?