DON'T PASS MUSIC BY

"Louis XIV, finesse and force......."<Chroming Rose>

ブルーズ・カントリー・フォーク

どんぱす今日の御膳025

025 Billy Boy Arnold「Dirty Mother F….」(『BLUE AND LONESOME』2011) 老練ブルーズマンビリー・ボーイ・アーノルド(Vo, Harp)が、英国のプログレッシヴ・ブルーズバンド(と私は定義しておる!)The Groundhogsをバックに吹き込んだアルバム。録音さ…

どんぱす今日の御膳017

017 B. B. King with John Lee Hooker「You Shook Me」(B. B. King『BLUES SUMMIT』1993) きいたらのけぞっちまう組み合わせ、ってのは有りそうでなかなかないものですが、このB.B. vs John Leeのテイクはやっぱり「事件」よ。 Willie Dixon作の名作――ジェ…

時代の産物を追う?〔続〕(15)

2018年作品のつづき。 私はYardbirdsが好きでして、それも世間の「三大ギタリスト」崇拝に盾突いて“Keith RelfとかJim McCartyとかが凄いのだ!”と考えておるのです。いや、エリック・ジェフ・ジミーが別格のアーティストなのは確かですけど、他のメンバーが…

第53回「内田勘太郎」(6)

内田さんの『マイ・メロディ』が気に入った私は、次の作品へも手を出します。 内田勘太郎トリオ『暴風波浪警報』(2001) 1.暴風波浪警報 2.レッド ホット ブルース 3.銀の路 4.ロータリーストンプ 5.チェリー ピンク ブガルー 6.トオン ダウン 7.ゆらゆら 8…

時代の産物を追う?〔続〕(12)

2018年作品。 私が最も敬愛するレジェンダリー・ブルーズマンJohn Lee Hooker、その甥にあたる方なんだそうです。1949年生まれで、10代から音楽に関わっておられたそうですが(ゴスペル・グループに居たとか……)、80年代末に叔父ジョン・リーを頼って西海岸…

第53回「内田勘太郎」(5)

私が内田勘太郎さんというギタリストに興味を持ち始めたころに、丁度ソロ・アルバムが出ました。 内田勘太郎『マイ・メロディ』(1998) 1.ブリージン 2.夢うつつ 3.スリープ・ヲーク 4.あのメロディ 5.スターダスト 6.安心 7.ラグ・ア・ファンク 8.美らフク…

どんぱす今日の御膳009

009 Alvin Lee「Getting Nowhere Fast」(『IN TENNESSEE』2004) まえに“私はAlvin Lee派”とか言いながら、ちゃんと作品を紹介してなかったですね。とりあえず、まず、これを聴いてよね。 この曲には参加してませんが、伝説のギタリストScotty Moore(エル…

時代の産物を追う?〔続〕(11)

二枚組の後半へ。 Ace of Cups『ACE OF CUPS』(USA) CD1 Introduction: There's A Record Being Made Feel Good Pretty Boy Fantasy 1 & 4 Circles We Can't Go Back Again The Well Taste of One Mama's Love Simplicity Feel It in the Air CD2 Interlud…

第53回「内田勘太郎」(4)

まだ続き。 憂歌団『BLUES 1973~1975』(1978)*[ ]内はカヴァー元 Please Find My Baby [Elmore James] Key To The Highway [Big Bill Broonzy] It Hurts Me Too [Elmore James] Kind Hearted Woman [Muddy Waters/Robert Johnson] King Fish Blues [Tampa…

時代の産物を追う?〔続〕(10)

ようやっと2017年作品へのコメントに片が付きました。遅い。続いて…… <2018年作品> (1)Ace of Cups『ACE OF CUPS』(USA) CD1 Introduction: There's A Record Being Made Feel Good Pretty Boy Fantasy 1 & 4 Circles We Can't Go Back Again The Well…

第53回「内田勘太郎」(3)

続き。 憂歌団『BLUES 1973~1975』(1978)*[ ]内はカヴァー元 Please Find My Baby [Elmore James] Key To The Highway [Big Bill Broonzy] It Hurts Me Too [Elmore James] Kind Hearted Woman [Muddy Waters/Robert Johnson] King Fish Blues [Tampa Red…

第53回「内田勘太郎」(2)

てなわけで内田さんというギタリストに興味をおぼえたので、まずは地元の公立図書館へ行った私。憂歌団のカセットテープを借りる為です。(高校生はCDなんてめったに買えないの。)『憂歌団・ダイヤモンドコレクション』っていうのがあったから借りて、「シ…

第53回「内田勘太郎」(1)

内田勘太郎さんが甲本ヒロトさん(元The Blue Hearts/元The High-Lows/現ザ・クロマニヨンズ)と組んで『ブギ連』というのを出していたことを、最近になって知ったのですが、“なるほどそれがあったか”というコンビネーションですよね。ユニット名がわが最愛…

第45回「Mark O'Connor」(4)

前回の続きで、Mark O'Connorさん入りのThe Dregs(Dixie Dregs)作品のお話です。 The Dregs『INDUSTRY STANDARD』(1982) 1. Assembly Line 2. Crank It Up# 3. Chips Ahoy 4. Bloodsucking Leeches 5. Up In The Air* 6. Ridin’ High♭ 7. Where’s Dixie?…

第45回「Mark O'Connor」(3)

さて、種明かし。なんで私がMark O’Connorさんの作品に手を出したかといいますと、氏がThe Dregsのメンバーだったことがあるから。それだけ。The Dregsは、Dixie Dregsの名でデビューした米国産カントリー・ジャズロック・フュージョン・プログレバンド。何…

第45回「Mark O'Connor」(2)

Mark O’Connor『JAM SESSION』(2010) *[ ]内は収録時期 1. Granny White Special [2002.7] 2. Gypsy Fantastic [2004.9] 3. Macedonia [2002.7] 4. Swingin’ On The ‘Ville [2002.7] 5. Soft Gyrations [2002.7] 6. Pickles On The Elbow [2000.2] 7. Don’…

第45回「Mark O'Connor」(1)

今回もハード・ロックから少し離れたところで。Mark O’Connorさんというヴァイオリニスト(とお仲間)の作品を御紹介します。ジャンルはカントリー・ブルーグラスっていうんでしょうか……この辺も勉強不足が露呈しますが。私の好みの「人力音楽」のある極致で…

第42回「Jimmy Barnes」(4)

(4)Jon Lord & The Hoochie Coochie Men『LIVE AT THE BASEMENT』(2003) Deep Purpleを2002年に脱退したオルガニストJon Lord。ツアー暮らしのバンドを引退し、ディープ・パープルの仕事はドン・エイリーに託して、クラシックのソロ作などに没頭したので…

第40回「“HEAVEN & HELL”」(21)

(4)Dick Heckstall-Smith & Friends『BLUES AND BEYOND』(2001、UK) これを見かけた時も驚いた。渋い、渋すぎるよ。英国プログレの名バンドColosseumでサックスを担当していた人のソロアルバム。70年代の作品があることは聞いていましたが(『A STORY EN…

時代の産物を追う?(1.5)追記

(1).中川五郎『トーキング烏山神社の椎の木ブルース』 「1923年9月2日夜、甲州街道・大橋場で何が起きたのか。フォーク・ソングの原点であるバラッド(物語歌)に立ち返った中川五郎が怒りを込めて語り下ろす、1曲18分におよぶ驚愕のドキュメンタリー。」…

第39回「Howard Emerson」(2)

その後もChris Smither、Dion、David Bromberg他多数のオープニングを務めたり、ニューヨークの自宅でギターを教えたりといった仕事を積み重ねたということです。なお、彼自身の自己規定は「ギタリスト兼ソングライター兼シンガー(この順序でよろしくね!)…

第31回「Bruce Springsteen」(3)

(2)Bruce Springsteen『BOOM BOOM』 イタリアのあやしげなレーベルから出たものに、日本語帯がついてワゴンセールで売られていた……。そんな状況を考えると、ひとさまにお薦めするべきものではないのですが、一つだけ。タイトルにもなっている「Boom Boom」…

第29回「ロックンロール動物園・十二支編」(3)

(午)John Fahey & His Orchestra「Horses」『AFTER THE BALL』(1973) お馬さん。曲名には割とよく入る言葉ですが、ズバリ「Horses」というのがあったのでこれにしました。アメリカのギタリストJohn Fahey氏の作品。ジャンルはなんなんでしょうかね、アメ…

第19回「Robert Johnson」(4)

<今回取り上げた作品> (1)Robert Johnson『THE COMPLETE RECORDINGS』(1990) ブックレットも充実しているので重宝しました。日本語ブックレットが付いているのを探せば、解説もわかりやすいかも。 なお、2011年には『THE COMPLETE RECORDINGS: THE CE…

第19回「Robert Johnson」(3)

全曲解説なんていうのは野暮ですし、わたくしの能力を超えるところですが、楽しい聴きどころだけは挙げさせてもらいますかな。 一枚目。さっきも書きましたが1曲目「Kind Hearted Woman」間奏部分に「ギターソロ」があるのですが、ブックレット(歌詞カード…

第19回「Robert Johnson」(2)

というわけで、バイオに関する部分はそうした専門書にお任せして、と。そうそう、『THE COMPLETE RECORDINGS』には、Keith Richards(The Rolling Stones)とEric Claptonのエッセイが載っているのですがこれがどちらもすごいんですよ。Keithの方は、「初め…

第19回「Robert Johnson」(1)

<思い出話から> 皆さん、ブルーズはお好きですか?僕は好きです。一番好きなアーティストは、John Lee Hookerですね。もう、この人の作品は必ずチェックしてしまうのですよ。他にも偉大なブルーズマンは数多いですが、この人は弾き語りもバンドスタイルも…

第4回「Canned Heat」(3)

<今回取り上げた作品> (1)『CANNED HEAT』(1967) (2)『BOOGIE WITH CANNED HEAT』(1968) (3)『LIVIN’ THE BLUES』(1968) (4)『FUTURE BLUES』(1970) (5)『HOOKER’N HEAT』(1971) (6)『UNCANNED!』(1994) 上で紹介した曲以外に、19…

第4回「Canned Heat」(2)

<楽曲紹介>(続き) 3枚目『LIVIN’ THE BLUES』はCDでも二枚組となる意欲作。Charley Pattonの「Pony Blues」に始まり、69年ウッドストックのテーマ曲となったフルートの小気味よい「Going Up The Country」を経て、20分弱のメドレー「Parthenogenesis」に…

第4回「Canned Heat」(1)

<アーティスト概要> 今度は本場米国産のブルーズ・バンドです。「ブルーズ・ロック」といわれることもありますが、このバンドと共演してその実力を評価していたJohn Lee Hooker御大が「あいつらが演ってるのはブルーズさ」とお墨付きを与えていますので、…