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"Fashist an di attack ,den wi countah-attack......"<Linton Kwesi Johnson>

どんぱす今日の御膳256

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Etta James「Money(That’s What I Want)」(『ETTA JAMES ROCKS THE HOUSE』1963)

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 名前しか聞いたことがなかったエタ・ジェイムズ。某タワーレコードの閉店セールに行ったらなぜかこれが目に付いて(閉店で特売だったわけではない)、「ロック寄りなの?」と思いつつゲットしてみた次第。宣伝文句には「本作は、ポップで洗練された楽曲でヒットを飛ばしていたエタ・ジェイムスが、本来の野性味溢れるシンガーとしての姿を露にした、1963年発表のライヴ・アルバム。ギターには若きデイヴィッド・T・ウォーカーが参加し、ブルース/R&Bの人気曲を嬉々として披露。ダイナマイト&ブルージー!なR&B史上屈指のライヴ盤。」とあって、やたらと煽ってくるじゃないの。

Secondary, 2 of 3

 Jimmy Reed「Baby What You Want Me To Do」やRay Charles「What’d I Say」のような(私でも知ってるような)スタンダードに並んで、今回の「Money」も入ってました。このライヴの収録日時は1963年9月27日・28日だということですので、ちょうどThe Beatlesがセカンドアルバム『WITH THE BEATLES用に同曲をレコーディングしていた時期(63年7月~9月)に偶然重なっていますね。エタ・ジェイムズの方はハードR&Bというかタフ目のソウルといった感じですが、ビートルズは私にはパンクっぽく聴こえるんだよね。ジョンのヴォーカルのせいだろうけど。

 

 私の買った日本盤はボーナスが3曲ついてて、ラストがWillie Dixon作の(というか、Muddy Watersのレパートリーといった方がいいかな?)「I Just Want To Make Love To You」。ソウル・ミュージック初心者の私でも楽しめるホットなライヴ盤でした。

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