(4)Shriekback「Grapes into Lettuce(Live)」(1983)
「レタスにブドウ」って何ですかね?元XTCの腕利き鍵盤家Barry Andrewsを擁するShiriekbackの1983年ライヴ音源にこんなんありました。
ニュー・ウェーヴっていうんですかね、80年代の。ベースとドラムがボンツク・ドンツク反復を演出する上に、ギターやキーボードがフワフワかぶさって、初期XTCみたいなやや頓狂なヴォーカルがまぶさる不思議な曲。ライヴなんですが、演奏後に聴衆が大喜びで歓声をあげているのにビックリするね。キャッチーな曲なんかではまるでないのに、何にでもファンは付くもんだ(?)。
ちなみに、ここでドラムをプレイしているMartyn Barker氏は、近年ではAndy Partridge+Barry Andrewsの実験的音楽ユニットMostranceにも参加していたりする、XTCにも縁深いお方。
あっと、この音源を私は『TENCH + LIVE IN DETROIT ‘83』(2015)で聴きました。シュリークバックがバンド自らリリースした代物で、1982年のデビュー作にボーナスを多数つけたものになります。
※当該曲ではありませんが……
<続く>