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"Sometimes I wonder what I'm gonna do....."<Eddie Cochran>

どんぱす今日の御膳166

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Jon Bon Jovi「Billy Get Your Guns」『BLAZE OF GLORY』(1990)

 Bon Joviは私が中学生の頃無茶苦茶流行ってて、別にハードロックファンなどではない(なんだったら、洋楽ファンというわけでもない)クラスメートが、ふつーに話題にしてたくらいでした。ベスト盤CROSS ROAD(1994)の普及率もかなりのもんだったと思うなあ。いやあ、私もみんなにだいぶ遅れて輸入盤を買ったけどさ。

 

 Bon Joviといえば、もう何年も前になりますが、来日公演を観に行ったこともありました。チケットを手に入れた方がいて、誘っていただいたので、東京ドームに赴いたのです。当時の私は‟重め”のメタルに嗜好が傾いていた(ので彼らの最新動向をチェックしおらず)「ボン・ジョヴィって今はどうなんだろう?」という状態だったのですが、やっぱりスゴイバンドは凄かった。広い会場を見事にすべて巻き込んで歌わせ踊らせ酔わせた彼ら、特にフロントマンのジョンには感服したものでした。

 

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 今回言及する作品は、最近たまたま中古CDを安く手に入れて聴いたもの。Jon Bon Joviのアルバム『BLAZE OF GLORY』(1990)の1曲目なんですが……このアルバムは映画のサウンドトラックだったんですかね(映画『YOUNG GUN Ⅱ』1990))。ふつうに曲集として聴いても出来はよいと思います。

 プロデュースはジョン・ボン・ジョヴィダニー・コーチマー!じゃあ安心のクオリティでしょうよ。「Billy Get Your Guns」では、ピアノにElton John、ギターソロにJeff Beckといった著名人が入っているだけでなく、ギターでDanny KortchmarとAldo Nova、ベースでRandy Jackson、ドラムにKenny Aronoffも参加……ってすげえ豪勢だなおい。

 この曲、コーラス(サビ)の“♪Billy get your guns~~”のくだりが、Billy Joel「That’s Not Her Style」(『STORM FRONT』1989)“♪That's not her style~~ ”になんだか似てるのよね。それでビリー・マニアの小生の琴線に触れたのであった。

 

 それにしてもさ、

(1)『YOUNG GUN Ⅱ』っていう映画はビリー・ザ・キッドが題材だそうじゃないですか(映画未見)。ビリー・ザ・キッドっていえば、ビリー・ジョエル「The Ballad Of Billy The Kid」(PIANO MAN1973)っていう偉大な先駆があるわけだよね。

(2)で、コーラスのキャッチーなラインが「That’s Not Her Style」とよく似てて。

(3)ダニーはこのちょい後にビリーの『RIVER OF DREAMS』をプロデュースするわけよね。“借りを返したのかな?”っていうのは勘繰り過ぎでしょうけど……アメリ東海岸のミュージシャンの交友関係はホント興味深いです。

 

 ビリーとジョンは友達みたいで、最近もビリーのステージにジョンが上がって「ロックンロールが最高さ(It’s Still Rock And Roll To Me)」・「ビック・ショット(Big Shot)」を一緒にやったんだそうな。Youtubeに映像があったよ。