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Joan Baez「Diamonds & Rust[Live]」(『THE ESSENTIAL JOAN BAEZ FROM THE HEART』1993)
元は『FROM EVERY STAGE』(1976)という、1975年のコンサートの音源だそうです。今調べて知ったのですが、ドラムにJim Gordon、ギターにLarry Carltonなど錚々たるメンツがバックについてたみたい。
で、この曲を選んだのはもちろんJudas Priestのお陰。私のようなロックやろうがフォーク・ミュージックに詳しいわけはないのでして、ジューダス・プリーストの、それもライヴ盤(『PRIEST IN THE EAST』1979)に入ってるのを聴いて初めて知ったのだ。このヘヴィソング、彼らの自作曲じゃないの?ジョーン・バエズ?名前しか知らんが……ってなモン。無知は罪です。
Judas Priestは歴代彼ら流のロックアレンジで演じ続けていたのですが、一時期原作に近いやり方をしていました。(いまもそうなのかな?)Rob Halford復帰作となった『ANGEL OF RETRIBUTION』の時期で、私の買った同作のボーナスDVDのライヴ映像にはそっちヴァージョンが入ってました。
だいぶあとになってから、ご本家の、それもライヴを聴いたわけですが、こちらもやはり素晴らしい。「Diamonds & Rust」は1975年のアルバム『DIAMONDS & RUST』のタイトルトラックですから、このライヴ当時は新曲だったことになりますが、聴衆の反応もよい。“♪We both know what memories can bring, they bring diamonds and rust……”