DON'T PASS MUSIC BY

ラーズ(メタリカ)が“RIOT Fire Down Under”のTシャツ着て御父上(92)と写真に納まってるのが超クール。

どんぱす今日の御膳083

083

James Murphy「Odyssey」(『FEEDING THE MACHINE』1998)

 ヘヴィメタル界(特にデス系)の渡り鳥、なんて言われることもあるようですが、そんだけ腕利きだということでしょうかね。私もなんだかんだで彼がプレイした作品を割と持っている。DeathObituaryTestamentArtension(ゲスト)、John West(ゲスト)、Explorer’s Club……。

 

 誰かの後釜、っていうケースが多くても、本人は涼しい顔で(かどうか実は知りませんが)プレイをこなせるというのは実に恐れ入る。でも、この人自身はどういうのをやりたいの?ってのは謎でした。

 

そうか、ソロ・アルバム出してたのか、それ聴きゃいいじゃん。ファーストソロ『CONVERGENCE』(1996)にTony Williamsの「Red Alert」が入ってるあたりからも、ジャズ・フュージョンも好みとみた。今回の『FEEDING THE MACHINE』にも、Al Di Meola「Race with Devil on Spanish Highway」のカヴァーが入ってるしね。Riotも嘗てやってたやつだよ。(Riot特集:時系列全作品紹介(7)『THE PRIVILEGE OF POWER』

             f:id:yes_outsiders:20201127121608p:plain


 そしてこの「Odyssey」! Dixie Dregsのカヴァーとは、お主やるではないか。ベースにStuart Hamm、ドラムにJeremy Colson、キーボードにMatt Guilloryという万全の布陣で、ディキシー・ドレッグス屈指のプログレ・チューンに手を出す周到さ。スティーヴ・モーズのトーンに比べると、ジェイムズのギター音はグシャっとしてますが、5分くらいからの抉り込む感じには合ってる。

 

 全体に音圧のツヨいアルバムなので、通して聴くと疲れるけど。