やっと『LOOK AT YOURSELF』本体に入れますね。
Uriah Heep『LOOK AT YOURSELF』(1971)
- Look At Yourself *
- I Wanna Be Free
- July Morning **
- Tears In My Eyes
- Shadows Of Grief
- What Should Be Done
- Love Machine
<メンバー>
Ken Hensley(Key, Gt Vo)
David Byron(Vo)
Mick Box(Gt)
Paul Newton(Ba)
Iain Clark(Dr)
+
*Osibisa[Teddy Osei, Mack Tontoh & Loughty Amao](Perc)
**Manfred Mann(Mini-Moog)
『LOOK AT YOURSELF』の1曲目はタイトルトラックなんですが、この曲、日本では特に人気があるみたいですね。BOWWOWとX.Y.Z.→Aの合同ライヴの記録DVD『ROCK TO THE FUTURE 2002』(2003)で、両バンドのメンバー総出によるセッション曲としてコレが選ばれてました。おう、他はRainbowの「Man On The Silver Mountain」とAC/DCの「Highway To Hell」でね。山本恭司さんのワウプレイがいい感じだったなあ。ROLLYさんに限らず、Mick Box好きな人って結構いるのかな?
さて、オリジナル「Look At Yourself」に戻ってと。コレは、グイグイ来るKen Hensleyのオルガン圧力が凄いシャッフル・ナンバー。バンドは冒頭から全力だ!と言いたいところですが、なんとこの曲、リードヴォーカリストのDavid Byronはコーラスだけで、リードヴォーカルはKenがとっているのでした。あれか、MC5の『KICK OUT THE JAMS』を再生したら、ロブ・タイナーじゃなくてウェイン・クレイマーがいきなり歌い出したようなもんか。違うか。(折木奉太郎風に)
じっさい、ケンは歌は上手なのでおかしなところはありません。中盤のワウを使いまくりのギターソロ(ミックによるものでしょう)は微笑ましいですしね。3分30秒辺りからの後奏のところで、オシビサの面々によると思われるパーカッション乱打が堪能できます。シングル・ヴァージョン(時々ベスト盤の類には短いのが入ってる)なんかだとカットされやすい部分なんですけど、勿体ない。ハードロックなんだから、できればフルで聴きたいもんですね。
<続く>