DON'T PASS MUSIC BY

ラーズ(メタリカ)が“RIOT Fire Down Under”のTシャツ着て御父上(92)と写真に納まってるのが超クール。

ロックンロール青果店(20)

(20)Top Topham「Hot Ginger」

 ヤードバーズの初代ギタリスト(エリック・クラプトンより前に在籍)であったAnthony “ Top” Tophamさんのソロアルバム『ASCENSION HEIGHTS』(1970)に入っている曲。私は『THE COMPLETE BLUE HORIZON SESSIONS』(2008)というコンピレーションで聴きました。

f:id:yes_outsiders:20201121004416p:plain

 「Hot Ginger」は管楽器や鍵盤も分厚く入るゆったりシャッフルのインスト。メインのリフレインが耳に残る……って、ここ最近とり上げてる数作わりとみんなそうですな。途中まではギターはバックに徹してて、ソロもサックスが取る……奥ゆかしいお人也トップさん。2分30秒辺りからようやくギター・ソロタイムですが、これがなかなか美味しい。本場のブルーズをよく研究・吸収してる人の音ですよ。エリックのような超絶プレイや、ジェフ(・ベック)のような進取精神投映音ではないので、ハード・ロック/アート・ロックの70年には地味ですけど。

 

 バックのメンバーはと……うおおおお、ドラムがJohn Marshall(私はNucleusとかSoft Machineとかでの彼のプレイが好きじゃ)で、プロデューサーはMike Vernon(時代の産物を追う?〔続〕(30))ときたか。あ、Blue Horizonレーベルだからそりゃそうか。

 

 なお「Hot Ginger」はBill Doggettという人(ジャズ・R&Bピアニスト/オルガニスト)の曲。1957年のシングル曲だったようです。『ASCENSION HEIGHTS』はTopham自作曲が多いんですが、数少ないカヴァーの一つということになりますな。ネット上で聴けたオリジナル(ドゲット版)と聴き比べてみましたが、基本的に忠実にカヴァーしているみたいでした。

<続く>