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どんぱす今日の御膳113

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Holy Mother「Holy Diver」(『CRIMINAL AFTERLIFE』1999)

 楽曲はみなさまお馴染みDioの名曲。アメリカはニューヨークのパワーメタル・バンド……ってことは彼らと関係があるのだな?と思った貴方は鋭い。

 

 はい正解、Riotと縁のあるメンバーが在籍していたのです。まずヴォーカルのMike Tirelli、氏は録音こそRiotでは残していませんが、Mike Dimeoの代役でヨーロッパや日本におけるステージに立ちました。2005年9月の来日時すなわちわたくしが唯一肉眼で目睹したライオットのステージで歌っていたのはティレリさんでした。当日は風邪をひいていたらしいですが、見事なヴォーカルを披露してくれましたぞ。

 

 それからベースのRandy Coven(いま調べて、2014年に亡くなっていたと知りました……)さんは、この主バンドのほかARKJohn Macaluso & Union Radioなどのテクニカル系作品でも名を残していますが、CPRCoven-Pitrelli-Reilly)というMark Reale関係者参画の作品にも一枚噛んでいました。Riotの友達の友達、と認定しよう。

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 さらに、この『CRIMINAL AFTERLIFE』のジャケットをご覧。このイケてないファンタジック・メタルアート(褒めている)は、Eric Phillippe氏の手になるものですが、エリック氏は同年Riot『SONS OF SOCIETY』のジャケットも手掛けていたのである!(Riot特集:時系列全作品紹介(11)『SONS OF SOCIETY』Riotの弟バンドといったら近すぎるか……従弟の息子バンドくらい?

 

 「Holy Diver」のカヴァーで秀逸なものとしては、以前ご紹介したPat Boone御大によるものがありますが(第48回「Pat Boone」(2))、こちらはどうでしょう。……基本的にオリジナルに忠実ですかな、マイク・ティレリがロニーっぽく歌える人なので。ベースが動き過ぎ(笑)で、故Jimmy Bain(Ba)ふうではないですが。このカヴァー曲をアルバムの尻尾などでなく、3曲目に普通に入れてるのも面白い。