Bruce Hornsby「Jacob’s Ladder [Live]」(『GREATEST RADIO HITS』2003)
ブルースがHuey Lewis & The Newsに提供して彼らがチャートNo.1を獲得することになった曲。ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースのヴァージョンはゴージャスでビッグなロックでしたが、セルフ・カヴァーとなるBruce Hornsby版(2002年の演奏)はカントリータッチの軽快なアレンジ。“♪Step by step, one by one…….”。ライヴではベースやキーボードのソロもたっぷりフィーチュア。
プログレ界隈で引っ張りだこのベーシスト/スティック奏者Nick Beggsさんのソロアルバム新作。ニックさんというと私にとってはLifesigns(キーボーディストJohn Youngさんのバンド)のデビュー作で弾いてた人。あと、Steven Wilsonの『THE RAVEN THAT REFUSED TO SING』への参加とかね。但し本作は、エレクトロニックとかアンビエントとかにカテゴライズされるような、Nick Beggs(Chapmanstick)の独奏もの。
Nick Beggsさんて人の名前を私が始めて意識したのは上述のLifesigns『LIFESIGNS』(2013)。バンドメンバーの一人という扱いでしたので(現在は脱退、後任はJon Poole)、アルバムへの貢献を感じました。
それから同年のSteven Wilson『THE RAVEN THAT REFUSED TO SING (AND OTHER STORIES)』(2013)にも参加されてましたね。同作については、伊藤政則さんのPower Rock Today(ラジオ番組)を偶々聴いてたら「The Watchmaker」というのが掛けられまして、「おお、この古くて新しい叙情プログレは何?」となりました。アルバムを探して再生してみたら、一曲目「Luminol」がベースがバッキバキの超絶テクニカルナンバーでびっくり。ドラムがMarco Minnemann、ギターにGuthrie Govanとか、テクニカル展覧会をやったら金賞をとるような連中が勢ぞろいしてました。
オーストラリア出身のパンク・バンド、ボディジャー(Bodyjar)のセカンドアルバム『RIMSHOT !』は、メタル好きの私が聴いても満足できる勢いに満ち溢れております。The Police「Next To You」の爆走的カヴァーもいい感じだし、ほかに「5000G」なんていうメタリック・ソングも◎。ダブル・ヴォーカルのスタイルもいいと思います。
このバンドのことを教えてくれたのは、高校一年の時のクラスメイト。本作と、デビュー作『TAKE A LOOK INSIDE』を貸してくれました。(そっちでは、ボートラの「Deceive」が一番好きだった私……)