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"But holy men and kings would die in the year Twenty Twenty-five......"<Satan>

第40回「“HEAVEN & HELL”」(23)

6Mogul ThrashMOGUL THRASH1970UK
 元ColosseumJames Litherlandのバンド……ですが、私は若きJohn Wettonがプレイしていた(初レコーディング?)ということに興味を持ち接近。プログレのディスクガイドにはよく載ってるんですが、売ってるところがない。で、あるときHeavenの棚を覗いたらコレがあったというわけ。
 
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私が持っているのはもちろんCDなわけですが、オリジナルと曲順が違ったりするちょっと怪しい盤。

1曲目「Sleeping In The Kitchen」は管楽器が大活躍。ブラス・アレンジメントはAvarage White BandRoger Ballが担当。「Dreams Of Glass And Sand」はBill Harrisonのドラムソロから開始。随分音質がいいなあ、と思って制作陣をみると、プロデュースはBrian Augerで、エンジニアがEddy Offordですって。なあんて流し聴きしてると、トランペット・ソロになったけど……バックのベースの動き回り方がもの凄え。やっぱりWettonさんが本気でベース弾くと見事だね。

3曲目が12分近い「Going North, Going West」、このバンド、決してヴォーカルが弱いわけではないんだけど、どうしても器楽隊のプレイに耳が行くね。Jamesのバッキング(カッティングを交えた)の上でWettonベースと管楽器リードが暴れまわる。この曲、展開が多くて長いのではなく、ジャズ・ロックの味わい濃く各パートのソロ回しを行うのでロングになっているのね。終盤にJames Litherlandのギターソロが待っています。(そのバックでもウェットンさん弾きまくり。)
 
Ballさん作曲の「Something Sad」も躍動的なナンバー。James作の「Elegy」はかつてColosseumでも演っていましたが、三倍近い長さにアレンジされております。

7曲目「St.Peter」にはピアノでBrian Augerがゲスト参加。あれ、歌ってるのはウェットンさんかな?そうだそうだ、作曲も「Gorrie-Wetton」となってるし。
 
私の持ってるこの1999年再発盤だと、この後に4曲、本編の曲のヴァージョン違いが収められております。ただ、詳しい説明はなくて“Edited Version”とあるだけなので背景は不明。

まあそれはともかくとして、こういう作品がメジャーなものとして出ていたとは、すごい時代だったんですね。John Wettonもここからアバウトに数えて「5年でKing Crimson10年でUriah Heep15年でAsia(間にU.K.などあり)」だからと考えるとたいしたものですね。

一度だけとはいえ動くウェットンさんを観たことがあるのはよき思い出ですよ(日本のプログレフュージョングループRXのライヴにウェットンさんがゲスト参加したとき)。