DON'T PASS MUSIC BY

"Fashist an di attack ,den wi countah-attack......"<Linton Kwesi Johnson>

時代の産物を追う?(10)

 時代を遡っていくこの企画。2015年度分に参りましょうか。
 例によって順不同です。
(1)The Sanity Days『EVIL BEYOND BELIEF』(UK)
(2)Hawkwind『SPACE RITUAL LIVE』(UK)
(3)The Tangent『A SPARK IN THE AETHER:The Music That Died Alone Vol.2』(UK)
(4)Lonely Robot『PLEASE COME HOME』(UK)
(5)The Syn『LIVE ROSFEST』(UK)
(6)The Circle『AT YOUR SERVICE』(USA)
(7)Davy O'list『SECOND THOUGHTS』(UK)
(8)Girlschool『GUILTY AS SIN』(UK)
(9)Martin Turner『WRITTEN IN THE STARS』(UK)
(10)Chris Spedding『JOYLAND』(UK)

 ううう、やはり新人若手が居ない。小父ちゃん小母ちゃんばっかりだ……。
 あとは「UKが多い」、「プレグレが多い」かな。2007-8年にIt Bitesに出会って(ちゃんと聞いたことで惚れ直して)いなければ、UKプログレの味わいなど掘り下げようと思わなかったろうから、その影響は大きいな。

 (1)はNWOBHMの雄だったGrim Reaperで世に出た名シンガーSteve Grimmetが、自身後に在籍したOnslaughtのやはり前メンバーと組んで作り上げたニューバンド(当時)。Onslaught『IN SEARCH OF SANITY』が好きだったんで手を出しました。

 (2)はスペース・トリッピング・ロック・バンドHawkwindがかつての名作『SPACE RITUAL』の再現ライヴを試みたもの。DVD付き。

 (3)はそれまで全く知らなかったバンド。メロディアスなプログレ。うむ、これが時代との出会いと言えよう。バンド自体はかなり前からあるけど。
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 (4)現It Bitesのフロントマン(ヴォーカル兼リードギター)をつとめるJohn Mitchellのソロ・プロジェクト

 (5)60年代にはChris Squire(元Yes、故人)も在籍した老舗バンドの近作ライヴ。元It BitesのFrancis Dunneryが参加してると知ってアプローチ。

 (6)あ、こりゃ紹介済み。第23回「Van Halen」(4)

 (7)極初期The Niceに在籍し、70年代にはグラムロック・バンドJetにも居たギタリストDave O'listのソロアルバム。

 (8)いまも現役のNWOBHMバンド中、私が最も尊敬しているうちの一つGirlschoolの(目下)最新作。お、録音担当がChris Tsangaridesだ。

 (9)元Wishbone Ashのヴォーカリスト/ベーシストMartin Turnerのソロ作品。
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 (10)職人ギタリストと言やあこの人、Chris Speddingの(矢張り目下)最新作。いろんなゲストも豪華。
<続く>