DON'T PASS MUSIC BY

"Louis XIV, finesse and force......."<Chroming Rose>

第40回「“HEAVEN & HELL”」(8)

15Supreme MajestyTALES OF A TRAGIC KINGDOM2001Sweden
 ゴリゴリしたパワーメタルばっかり聴いてたわけではなくて、もう少しメロディアスなやつも仕入れてましたよ。Supreme Majestyなんかは、少しEuropeっぽい風味も感じさせるグループでしたかね。
 
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いま聴いても、メジャー感があるんですわ。1曲目「Strike Like Thunder」なんかもそうだけど、歌モノとしてきちんと成立してる。楽器演奏もこなれてるしね。おっと、Frederik Nordströmの制作ですか、道理で。北欧メタルの名匠ノルドストローム印の高品質。

調べたことはないですけど、ライヴなんかはどうだったのでしょうね、このバンド。
 
確かこのグループは割と早いうちに日本盤が出たんじゃなかったですかね。それで、音楽雑誌(『BURRN!』?)にもインタビューかなんかが載ったの。インタビュアーが彼らに「ところで、Tragic Kingdomって何ですか?スウェーデンが悲劇的な国なんですか?」とかたずねて(バンドメンバーから)苦笑されてたのだけ憶えてます。

余談はさておき、よく出来た作品ですから、機会があればどうぞ。
 
16ZanisterFEAR NO MAN2001USA
 一時期テクニカルギタリストにかぶれてたこともありましてな。Arch Rivalでのプレイに惚れたMichael Harrisを追っかけて、Chastain-HarrisだのThought ChamberだのDarkologyだのをいちいち探したこともあったんです。華麗な速弾きを決める御仁ではありますが、彼はShrapnel人脈ではなくて、David T.ChastainLeviathan Records)と縁深かった。
 
Chastain-HarrisLIVE! WILD AND TRULY DIMINISHED1992)は両者の共演実況盤で、オールインストなだけRacer XCacophony以上に"やり過ぎ感"にあふれたものでした。
 
その二人がツインリードをとって歌モノに取り組んだバンドがZanisterでした。ファーストSYMPHONICA MILLENNIA1999年に出ていましたが、私がHeavenで入手したのはセカンドのFEAR NO MANの方。彼ら以外はBrian SarvelaVo)、James MartinBa)、Brian HarrisDr)。Brian HarrisDarkologyでマイケルと再共演することになります。
 
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アルバムはパワーメタル色強めで、メロディは弱め。ギターソロが物凄いことになるのは言うまでもなし。「The Shades They Color Thee」「Live For Greed」等々、力感あふれるトラック多数ですが、聴いてて疲れる感じもありますかね。ジャケットみたいに腕力一辺倒(?)で。あとはプロダクションかな。音がこもったりつぶれたりした感じあり、ちょっと勿体無い。
<続く>