DON'T PASS MUSIC BY

"Louis XIV, finesse and force......."<Chroming Rose>

第39回「Howard Emerson」(1)

 知る人ぞ知る、という感じかもしれませんが(少なくとも日本では)、私にとっては忘れがたいギタリストの一人、Howie Emersonさんを御紹介しますな。
 
 現在はHowardというお名前での活動をされていますが、この方はかつてHowie Emersonという名義で、かのBilly Joelのレコーディング・ツアーに参加されていたのです。もうこれでネタは割ってしまったんですが、要するにBJ人脈のものは何でも聴きたい病に罹っている私なので、フォローさせていただいた次第。通販でCDを入手するまで、どういう音楽を作られているかよく知りもしませんでした。(ひどい)
 
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 思い出話を先行させますが、Billy JoelのアルバムTURNSTILES及びその前後のライヴで聴けるHowieさんのプレイは決して派手派手しいものではありませんでした。Russell Javorsさん(リズム・ギター)のようにずっとビリーの仲間だったわけでもありませんし、Steve Khanさん(当ブログ第20回既出)やDavid Brownさんのような“引っ張りだこNYセッションマン”でもなさそうでしたが、なんとなく気になりましてな。ビリーが初めて「自分の」バンドを作った際の面子だったからかもしれません。
 
 ご本人のウェブサイトによりますと、Howard Emersonさんは1951年ボストン生まれ、お父さんはプロのピアニストだったそうです。1963年に手に取って以来ギターは独習だそうですが、彼にとってのヒーローはビッグなThe BeatlesからThe Ventures(特にリードギターNokie Edwards)にかわったんだとか。
 
 ギタリスト志向が強かったことがうかがえますが、その後もRy CooderRandy NewmanLittle FeatLowell Georgeの影響を受けてボトルネックやオープン・チューニングの奏法研究に励んだといいます。初仕事は19712年のRichard Supaとの録音・ツアーで、その後はEric Andersenとのツアーにも出たそうです。これに続く部分の記述(本人HPの)は訳してみますが、「60年代末から70年代中盤まで、彼はTopperというバンドでプレイし録音も行った。これがのちにビリー・ジョエル・バンドとなる。ビリーとの最初のレコーディングは1976コロムビアレコードからのTURNSTILESアルバムであった。」
<続く>