DON'T PASS MUSIC BY

"There is no wrong or right, and nobody's talking to anyone......"<Love Sculpture>

第15回「Nitro」(2)

<思い出話>
 もちろんリアルタイムではこんなマイナーなバンド(失礼)は知りませんでしたし、わたくし自身別にギタリストではないので、Michael Angeloのことをチェックしていたわけでもないので……何で知ったんだったか。おもしろメタル映像をいろいろネット上で探してたら「Freight Train」に当たった、とかだったかもしれないですね。少ししてから、中学の頃の友達(彼はギターをやる人)が「こんなの知ってる?」とAngelo先生の教則映像の存在を知らせてくれたんじゃなかったかなと。前後関係は忘れてしまいましたが、今回冒頭に申しましたように、わたくし「真面目に技量を身につけた人が、一見バカなことを大真面目にやる」っていうのが大好きなんで、あとはずるずると。


ただ、これもさいぜん申しましたように、彼らの作品はなかなか手に入らなかった。中古CD店にあったとしてもべらぼうな値段がついていたりして手が出ないんですよ。そうこうするうちに、今はなき「Disk Heaven新宿店」(ヘヴィ・メタル専門店)でGUNNIN’ FOR GLORYというCD-RMichael Angeloが自主制作したもので、Nitroのデモ音源とThe Michael Angelo Bandの音源が入ってる)を見つけたのでした。


その後、Michael AngeloのソロアルバムNO BOUNDARIESや彼が参加した別のバンドC4CALL TO ARMSJim GilletteのソロPROUD TO BE LOUD(厳密にはNitro以前の作品で、ここでMichaelJimは共演していた)などは順次ゲットできたのですが、肝心のNitro作品が獲得できず。


それが先日、某CD店の大幅値引きセールのために比較的安値でセカンドを入手でき、通して聴くことができたというわけです。で、購入時には全く知らなかったのですが、今回こうやっていろいろ書くためにNitroのことを調べていたら、なんと!「あのNitroが、Michael AngeloJim GilletteのオリジナルメンバーにLamb of GodChris AdlerDr)を加えて再結成!」というじゃありませんか。何という偶然。新譜を出す、といっているので楽しみに待ちたいと思います。(ネット上には、昨年時点でMichaelJimが再会して「Freight Train」を演奏している場面というのが出てました。Angeloのプレイには不安無し。まあ、ずっと弾き続けてましたからね。Gilletteは、見た目こそずいぶん変わって――むかしは長髪のおにいさんだったが、いまやスキンヘッドのおじ(い)さん――ますが、結構声は出ています。期待するとしましょう。)
 
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<今回取り上げた作品>
1NitroO.F.R1989
 アルバム通しては未聴。それにしても、彼らはなぜそこまで酷評されねばならなったのか……一つは時期の問題もあるのかなと。1989年に「グラム・メタル」じゃあ、時流には乗れませんよね。ただし、そのことと音楽の質は別問題。わたくしは結構いいと(断片的に「Freight Train」とかを聴いて)おもうんだけどなあ。


2NitroH.W.D.W.S1992


3NitroGUNNIN’ FOR GLORY1998
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4Michael AngeloNO BOUNDARIES1995
 Angeloのソロアルバム。ギター、ベース、キーボード、ドラムプログラミングをアンジェロ一人で。曲芸ギタリストのソロアルバムなんていうと、ついていけないゲテモノを予想されるかもしれませんが、その予想は外れです。意外にも、メロディアスなギターインストアルバムになっているのですね。「甲高いハイトーンヴォーカルは苦手」という人は、Nitroよりもこちらの方が落ち着いてアンジェロ先生のギターを楽しめるかも。(打ち込みのドラムは――わたくしにいわせると――安っぽい感じになってしまってますけど。)2曲目の「Rain Forest」や4曲目の「Peace」など、速弾き一辺倒ではないプレイも聴けます。9曲目の短い「The Finish Line」は、Joe Satrianiの「Satch Boogie」やImpellitteriの「Texas Nuclear Boogie」なんかを思い起こさせる速弾きブギー。もちろん、必殺の速弾きが満喫できる8曲目「No Boundaries」(ビデオ「Speed Kills」の課題曲?)もあり。
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5C4 featuring Michael AngeloCALL TO ARMS2001
 歌モノでアンジェロ先生を聴きたければこれも。Jim Gilletteのような特異な(人によってはカンにさわる?)ハイトーンではないので、聴きやすいかも。その代わり、個性も薄め……かな。10曲目はどこかで聴いたなあ、と思ったら、NitroCrazy Love」の再録だった。ついでにいうと4曲目「All I Want」もクレジットはGillette/Angelo
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 では。