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どんぱす今日の御膳065

065

The Flying Padovani’s「Caravan」(『FONT L’ENFER!』1990)

 フランス出身のギタリスト、ヘンリ(アンリ?)・パドヴァーニのプロジェクト。サーフものインストですな。「Wipe Out」とか「Bamble Bee」とか、The SurfarisやThe Venturesがやったような曲に加え、それふうのオリジナルも。1990年にこの内容のレコードを?

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 私はベンチャーズは好きですが、サーフインストマニアではないので、ふつうならこんなような作品はスルーです。しかし、パドヴァーニさんが問題なのだ。彼はかのThe Policeのオリジナル・ギタリスト(Andy Summersの前任者)なのですから。

 

 ポリスのボックスセットで初めて聴いた最初期のシングル「Fall Out」(c/w Nothing Achieving)にしかプレイは残っておらず、そこでも(リズムギターStewart Copelandが弾いたので)ソロくらいしか弾いていない、幻のギタリスト。「Fall Out」のソロはある評論家の方が「ヤケクソのジミー・ペイジみたい」と評したようなもので、別に上手くもありませんが……私のオタク心が「この人の真髄はどこにあるのか!?」と。

 

 で、やっぱり中古CD店で転がってるコレを見つけてしまうに至るわけであります。今回チョイスした「Caravan」は、ベンチャーズのヴァージョンに拠ってると思います。私はベンチャーズのカヴァー・バンドでドラム叩いてたこともあるのでわかるのですが、この曲はけっこう難しい部類に入るんですね、ギター的にも。で、パドヴァーニ氏一派はどうやってるかというと、ドラムソロはいちおう再現してますが、完コピというよりは割とラフな仕上げ。メンタルにはパンクな人なんでしょうかね。