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The Count Bishops「Route 66」(『SPEEDBALL』1975)
70年代ガレージ・ロックの梟雄The Count BishopsのファーストEPから。私は完全後追いで、パンクかパブ・ロックのディスクガイドを見てから手を出しました。全部ひとの曲ばかりだからまあいいや、ってんで後回しになっていたのですが、聴いてみると……
おおお、イイねこれ。捻り無し、音軽し、前のめり。ロックンロールって、こうだったよね。変態的な趣味をいうと、冒頭ふくめ何度か出てくるスネアのフィル“タカタッタ”が気持ち良すぎる。ロック・クラシックでいろんなアーティストがやってる曲ですが、このフィルだけはPaul Balbi(Dr)が世界一。
EPにはほかに、The Yardbirdsがやってた「I Ain’t Got You」、Chuck Berry「Beautiful Delilah」(The Kinksもやってたね)、Jerry Lee Lewisの持ち曲「Teenage Letter」も。