009
Alvin Lee「Getting Nowhere Fast」(『IN TENNESSEE』2004)
まえに“私はAlvin Lee派”とか言いながら、ちゃんと作品を紹介してなかったですね。とりあえず、まず、これを聴いてよね。
この曲には参加してませんが、伝説のギタリストScotty Moore(エルヴィス・プレスリーのバックをつとめた御方)を迎え入れて作ったアルバムは、初期ロックンロールの滋味を満面に湛えた傑作。
アルヴィンはヴォーカリストとしても魅力的なことがよくわかる作風でもあるんですが、この「Getting Nowhere Fast」は、加えてアコースティックとエレクトリックの使い方が絶妙なレイドバック・ナンバー。ギタリストのタッチが判る名演、最高!