2010年6月作の「こんなもの」も出てきました。たしか、外国留学で知り合った友人(日本のひと)たちにあてて、お好みテープみたいなのを作ったうえで添えて渡したやつだったと思います。以前に載せた「旧稿」と重なる内容もありますが、そこはご容赦ください。
例によって、一バンド1曲(+オマケ)について書いてます。
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VOL.1 HR/HM編
(01)Black Sabbath「Neon Knights」(『HEAVEN AND HELL』1980)UK
- 現代ヘヴィメタルの祖といわれるBlack Sabbathの話をする場合は、Ozzy Osbourne在籍時代を取り上げるべきですが、故Ronnie James Dioに敬意を表して敢えてこれを。「重さ」と「速さ」というHMの要点を押さえた楽曲をどうぞ。
- 〈もう1曲〉Black Sabbath「Children Of The Grave」(Ozzy時代の名曲)
(02)Rainbow「Stargazer」(『RISING』1976)UK
- Deep Purpleを辞めたRitchie Blackmoreが結成したRainbowも重要なBandです。時期によって音楽性が変わりますが、この初期の代表曲にはBlackmore+Dio+Cozy Powell(ドラム)の美学が凝縮されております。
- 〈もう1曲〉Rainbow「Lost in Hollywood」(二代目VoのGraham Bonnetも凄いシンガーです)
(03)Dio「We Rock」(『THE LAST IN LINE』1984)USA
- Dioシリーズ締め括り、Ronnieのソロ代表曲。サビは異常に単純なんですが、物凄い高揚感があって、ライヴの定番でした。ドラムとギターの技が結構利いているのも◎。
- 〈もう1曲〉Dio「Holy Diver」(ミッドテンポの曲で一層この人の歌のうまさは引き立ちます)
(04)MC5「Kick Out The Jams」(『KICK OUT THE JAMS』1969)USA
- この辺から時系列にご紹介。MC5は狭義のHR/HMには入らない(むしろパンクの祖)ですが、この暴力的なノリは捨て難いものがあります(イントロの絶叫MCも凄い=この一句のせいでレコード会社が配給を拒否したそうで)。お聴きの通りライヴですが、これがデビューアルバム。
- 〈もう1曲〉MC5「American Ruse」(セカンドアルバムはこれとうって変わって50年代型R&Rアルバムなんですが、これがまた良いんですな)
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<続く>